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尖圭コンジローマQ&A


尖圭コンジローマQ&A

Q1.尖圭コンジローマとは?
Q2.イボはどんな色・かたち?
Q3.イボができる場所は?
Q4.潜伏期間はどれくらい?
Q5.自覚症状は?
Q6.放っておくと、ひどくなる?
Q7.原因となるウイルスは?
Q8.どの年代に多い病気?
Q9.どのようにして感染する?
Q10.誰からうつされたかわかる?
Q11.コンドームをしても感染する?
Q12.セックス以外の感染経路は?
Q13.パートナーに感染しやすい?
Q14.パートナーも病院に行くべき?
Q15.感染がわかったらセックスは?
Q16.治療中のセックスは?
Q17. ボが消えればセックスはOK?
Q18.どこで診てもらえる?
Q19.治療の方法は?
Q20.治療の費用は?
Q21.治るまでどのくらいかかる?
Q22.再発しやすい病気?
Q23.治療しても再発するのはなぜ?
Q24.一生、治らない?
Q25.妊娠や出産にも影響する?
Q26.がんとの関係は?

Q1.尖圭コンジローマとは?
A.HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染によるSTD(性感染症)の一種で、性器や肛門のまわりの皮膚や粘膜の表面にイボができる病気です。

Q2.イボはどんな色・かたち?
A.白、ピンク色、褐色(黒っぽい茶色)、黒色などで、形は様々ですが、先がギザギザに尖っていることが特徴です。

Q3. イボができる場所は?
A.男女ともに、性器や肛門のまわりです。性交時に性器がふれたりすれたりする場所にできます。

Q4.潜伏期間はどれくらい?
A.感染してからイボが確認できるようになるまでに3週間から8カ月(平均2.8カ月)かかります。

Q5.自覚症状は?
A.ほとんど自覚症状はありませんが、かゆみや痛みを感じることがあります。

Q6.放っておくと、ひどくなる?
A.人によっては、イボの数が増え、患部が広がるなどのリスクがあります。

Q7.原因となるウイルスは?
A.HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスです。約100種類の型があるといわれ、尖圭コンジローマの原因となるのは、その一部です。

Q8.どの年代に多い病気?
A.10~30代の男女にもっとも多くみられます。全国で約3.9万人の患者がいるといわれています。

Q9.どのようにして感染する?
A.主にセックスやそれに類似する行為によって傷ついた皮膚や粘膜からウイルスが侵入し感染します。多くの性的接触がある人ほど、感染する機会が多いといえます。

Q10.誰からうつされたかわかる?
A.尖圭コンジローマは感染してから症状があらわれるまでに時間がかかります。パートナーが長期間一定している場合以外は、誰から感染したのか、わかりません。

Q11.コンドームをしても感染する?
A.予防にはコンドームの使用が大切です。しかし、尖圭コンジローマの病変がコンドームでカバーできない広い範囲にある場合、感染を予防することは難しいとされています。

Q12.セックス以外の感染経路は?
A.ほとんどがセックスやそれに類似する行為によって感染しますが、手指・器具などを介して感染することも、まれにあるようです。

Q13.パートナーに感染しやすい?
A.尖圭コンジローマはパートナーも同時に感染していることが多く、「パートナーの3人に2人の割合で、9カ月以内に感染する」という報告があります。

Q14.パートナーも病院に行くべき?
A.あなたが感染していたら、パートナーも感染している可能性があります。検査・治療を受けてもらいましょう。

Q15.感染がわかったらセックスは?
A.尖圭コンジローマは相手にうつりやすく、コンドームでも完全に予防できません。「感染したかも」と思ったら、治療が終了するまで、セックスは避けましょう。

Q16.治療中のセックスは?
A.治療によって傷口ができると、他の病原菌やウイルスにも感染しやすくなります。皮膚が再生し、症状がおさまったことを確認するまで、セックスは避けましょう。

Q17.イボが消えればセックスはOK?
A.治療を終え、症状はなくても、パートナーが感染していたり治療を終えていなければ、再び感染する可能性があります。パートナーが感染していない、あるいは治療を終えていることを確認してください。

Q18.どこで診てもらえる?
A.女性ならば婦人科、男性ならば泌尿器科で診てもらえます。また皮膚科では男女とも診てもらえます。

Q19.治療の方法は?
A.外科的な治療法と、薬による治療法がありますが、これらを組み合わせて治療することもあります。治療法についての詳細は、こちらをご覧ください。
→さまざまな治療法

Q20.治療の費用は?
A.治療法や症状、通院回数などで違ってきますが、数千円から数万円くらいでしょう。受診の際に、あらかじめどのくらいかかるか聞いておきましょう。

Q21.治るまでどのくらいかかる?
A.個人や症状によって違いますが、多くは数ケ月以上かかります。再発しやすい病気なので、治療後も少なくとも3カ月は通院して再発の有無を確認してもらいましょう。

Q22.再発しやすい病気?
A.再発の多い病気です。現在のところ、手術でもくすりでも、HPV(ヒトパピローマウイルス)を完全に体から排除できません。治療後3カ月以内に約25%が再発するといわれています。

Q23.治療しても再発するのはなぜ?
A.目に見えるイボは取り除いても、ウイルスはその周辺部に残っていて、また新たなイボを形成することがあります。症状がすっかりおさまるまで、根気よく治療を続けましょう。

Q24.一生、治らない?
A.ウイルスを完全に排除できませんが、からだの自然治癒力(免疫力)が高まってくると、症状は出にくくなります。再発しても深刻に考えず、症状が出るつど、きちんと治療をすればよいのです。

Q25.妊娠や出産にも影響する?
A.もしあなたが妊娠しているなら、現在かかっている産婦人科の先生にまず相談してみましょう。尖圭コンジローマは出産のとき、産道で赤ちゃんにもウイルスが感染してしまう可能性があります。

Q26.がんとの関係は?
A.尖圭コンジローマの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)は主に良性型ですが、病巣から子宮頸がんや陰茎がんをおこす悪性型のHPVが検出されることもあります。


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